子供の見守りにエアタグは使えない！学校で音が鳴るし靴につけるのも難しい

エアタグとは、Appleが2021年に発売した紛失防止タグです。iPhoneやiPadと連携して、持ち物の紛失を防いだり、置き場所を見つけたりすることができます。
この機能を利用して、子供の見守り用として利用を考える方もいます。

しかし、エアタグを子供の見守りに使えない欠点もあるので気をついけてください。

エアタグが子供の見守りには使えない理由

エアタグは、持ち物の紛失防止や置き忘れ防止には有効なツールですが、子供の見守りには使えないいくつかの問題点があります。

①学校で音が鳴ることがあっては困る

エアタグは、近くにあるiPhoneなどのApple製品から「探す」ネットワークを通じて位置情報を取得します。

そして、学校でもは多くのiPhoneユーザーがいる可能性があります。
誤って「探す」ネットワークに接続されてしまい、音が鳴ってしまう可能性があります。
授業中やテスト中に突然音が鳴ると、子供を驚かせたり、まわりに迷惑をかけたりする可能性があります。

②靴への取り付けが難しい

エアタグを子供の靴につけて利用する親御さんもいます。

育児ライフハックですが、靴にAir Tagつけるのおすすめ！デパートや遊園地ではぐれたとき、保育園のお散歩中行方不明になったとき、誘拐された時に落ち着いて探せます👌 pic.twitter.com/dsCnYLKJUo

— えりにゃん🍓 (@cure_erinyan) November 1, 2022

しかし、エアタグは直径31.9mm、厚さ8mmと比較的小型ですが、靴に取り付けるには少々大きすぎるといえます。
特に、小さなお子様の靴には取り付けが難しく、歩行の妨げになることも考えられます。

また、靴底に取り付けると、誤作動や破損の原因になります。

③リストバンドへの取り付けにも問題

エアタグをリストバンドに取り付ける際の難しさも知っておきましょう。

エアタグをリストバンドに取り付けるのは、一見簡単そうに見えますが、いくつか難しい点があります。

エアタグのサイズの問題

エアタグは直径31.9mm、厚さ8mmと、一般的なリストバンドよりも大きめのサイズです。
そのため、すべてのリストバンドに装着できるわけではありません。
特に、細いリストバンドや伸縮性のないリストバンドの場合、エアタグがきつすぎて装着できない場合があります。

重量の問題

エアタグは11gと軽量ですが、リストバンドに装着するとなると子供には思っているより重く感じることでしょう。
特に、長時間装着する場合は、手首に大きな負担がかかりｍさう。
*があります**。

取り付け方法

エアタグをリストバンドに取り付ける方法は、いくつかあります

①専用のホルダーを使う。

②リストバンドに穴を開けて通す。
③マジックテープなどで固定する

専用のホルダーを使う場合は、別途購入する必要があります。
リストバンドに穴を開けて通す場合は、リストバンドが破損しないように気をつけましょう。
マジックテープなどで固定する場合は 、エアタグが外れやすくなるので気を付けてください。、

活動量

子供が激しい運動をする場合は、エアタグがリストバンドから外れやすくなります。
ランニングやサッカーなどのスポーツをする子供の場合は、エアタを使用しない方が安全です。

④位置情報の精度が十分ではない

エアタグは、UWB（超広帯域無線）とBluetooth Low Energyの技術を使って位置情報を取得します。
しかし屋内や混雑した場所では、精度が低くなる場合があります。

特に、学校のような建物内では、GPS信号が届きにくいため、位置情報の誤差が大きくなる可能性があります。

⑤子供の同意が必要

エアタグを使って子供の居場所を把握することは、子供のプライバシー侵害に繋がる、子供が嫌がることもあります。
子供の見守りとしてエアタグを使う場合は、事前に子供に説明し、同意を得ておくことも重要です。

以上の理由から、エアタグは子供の見守りとしてはあくまで補助的なツールとしてのみ利用することをおすすめします。**

より安全に子供の見守りをしたい場合には、GPS機能付きのキッズケータイやGPS端末などの専用機器を利用することを推奨します。
これらの機器は、学校での音鳴り対策や靴への取り付けなどの問題が少なく、より精度の高い位置情報を取得することができ安心ですy。

子供の身k守りにエアタグから専用GPSに切り替える親御さんも多い

エアタグのメリットはなんといってもその料金です。
※エアタグの料金は、購入する個数によって異なります。

Apple公式サイトでの価格は以下の通りです。

1個入り: 4,980円（税込）
4個入り: 16,980円（税込）
4個入りの場合は、1個あたり4,245円（税込）とお得になります。

Amazonなどのオンラインショップでは、Apple公式サイトよりも安く販売されている場合があります。

2024年7月22日現在、Amazonでの価格は以下の通りです。

1個入り: 4,059円（税込）
4個入り: 13,846円（税込）
ただし、非正規品には注意が必要です。Apple公式サイトや正規販売店で購入することをおすすめします。

エアタグには、月額料金や通信料金はかかりません。
購入時の機器代金と電池交換のみで利用できます。
ですからエアタグは、子供の見守りが簡単い出来る便利なツールかもしれません。

しかし、子供の見守りでエアタグから専用GPSに切り替える親御さんもたくさんいます。

AirTag歴1年半にして、こどもが初めて「終礼の時に音が出るから毎日消すように先生に言われる」と訴えてきて衝撃！いや、早く言って？！？
調べると私のiPhoneから離れて8時間経過したら音が出るらしい????
解除方法も分からないしAirTag持たせるの辞めるしかないのかな??
改善策ご存知の方いますか??

— うぇすたん (@western2023) March 19, 2024

AirTag続報です！
結局いいろ設定をいじりましたが音が鳴る問題解決されませんでした…
ので、AirTag卒業して、auのあんしんウォッチャーというのに乗り換えました！キャンペーンで機種代5,680円がタダになるので??
毎月539円は必要だけど、行動履歴も取れるし何より音がならないので?????? https://t.co/qXLULefJXa

— うぇすたん (@western2023) April 12, 2024

子供の見守りにエアタグを使うのもいいですが、なにか事故があってからでは遅すぎます。
今は子供、見守り用GPSも月額600円程度で利用できます。

子供の居場所を常に把握しておきたいのなら、慎重に決断してくださいね。